オプティカル イリュージョン　（目の錯覚）
Karibe Architectural Design Office

　私達は二次元の平面に描かれた絵の中に、三次元の空間や、立体を見る事ができます。これは主に遠近法や明暗法等を利用して描くことにより、知らず知らずのうちに、目に錯覚を引き起こさせ、三次元を表現しているように考えられます。
　三次元の空間に現実に存在する物を二次元の平面に表現する事を目的として、これらの遠近法や明暗法が用いられているのです。

　今回私は、現実に存在する物を表現することにこだわらず、目の錯覚による三次元を表現する手法を考察することを目的として、今回の作品を描きました。そして、明確な規則性を持った線による領域に分けられた形と色彩を、組み合わせることにより、より目の錯覚が認識できる表現を試みています。
　離れたり近づいたり、また斜めからと、いろいろな位置からご覧頂けましたら幸いです。

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カタログ-1

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